年末年始にご予約をいただいておりますお客さま、大切な時間を山水閣でお過ごしいただけますことをとても嬉しく思います。
天気予報は日々変化しておりますが、年末と年明けが雪の予報になっております。
那須町は栃木県の最北、関東地方の最北に位置しており、東北の玄関でもあります。
さらに山水閣があるのは標高約730mの場所です。
(今まで約790mと言っていたのですが、よく調べたらちょっと低かったです)
那須インターの標高が約350m、那須インターから茶臼岳に向かって6kmほどのところにある
「道の駅 那須高原友愛の森」の標高が約470mです。
道の駅まではなだらかにゆるやかに県道17号を進むことができます。
山水閣までは県道17号をさらに5.5km進みます。
途中1度だけ右折してもらう、とても簡単な道のりですが
山水閣最寄りの交差点「一軒茶屋」の標高は約680m、そして山水閣の標高が730mと
坂がだんだんと急になっていきます。
ちなみに山水閣からさらに茶臼岳に向かっていく道のりは県道17号をひたすら進むのですが
初詣にオススメな「那須温泉 温泉神社」までは約2.4kmで、標高は878m。
初日の出を望むことができる「那須高原展望台」までは約4.4kmで標高は1048m。
もし初日の出運行を行ってくれるなら出かけてほしいのは「那須ロープウェイ」です。乗り口のある山麓駅までは約8.4kmで標高は1390m。
そして那須連山の主峰茶臼岳は標高1950mの活火山です。
撮影:平山泰成
那須は東京駅から那須塩原駅まで新幹線で75分、車の場合は浦和ICから約150kmとお越しいただきやすい場所に位置する温泉地です。
それゆえに、多く雪がふるイメージがなかなかないのかもしれませんが
毎年、雪が降ると那須街道(県道17号)で止まってしまっている車や、雪に埋もれて動けなくなっている車があります。
あちこちで車が止まっていると大変な渋滞になり、那須インターから山水閣までのほんの12km程度に1時間以上かかる場合もあります。
冬の寒い日は最高気温が1℃とか2℃とかという日もあります。うっすらと道路に積もった雪は少し溶けてそのまま氷になってしまいます。
これが何もなさそうに見えて実は凍っているという、なかなかやっかいな危険な状態です。
目に見えて、雪が積もっていると分かる方が注意しながら運転しますので、冬の道路のなんとなく湿っているは凍っているのです。
さらに、最難関は那須街道(県道17号)から右折し、山水閣へ続く一本道です。
距離は約200m。曲がってすぐに上り、一気に下り橋を渡り、また上る。そんな道です。
関東の最北にある那須へ冬にお越しの場合は、冬タイヤかチェーンを必ずご用意ください。
雪道でのトラブルでせっかくの楽しい旅行が台無しになってしまいます。
雪によるトラブルの場合、JAFやレッカーなどを呼ぶことがほとんどですが、同じ時期に、
同じように皆さまがSOSを出しますので3時間待ちや、半日待ちになることがほとんどです。
宿の駐車場などで呼ぶ場合は館内でお待ちいただくことをしていただけますが、道中の場合、寒い中待ち続けるようになってしまいます。
この時期の那須へお越しのお客様へはレンタカーのご利用もオススメしております。
この周辺のレンタカー屋さんは冬仕様で、だいたいがスタッドレスタイヤを装備しています。
四駆でスタッドレスタイヤを装備している車をレンタルしてお越しいただく方法もございます。
那須塩原駅近くには多くのレンタカー会社がありますので、ご来館方法としてご検討ください。
トヨタレンタカー那須塩原駅前店
オリックスレンタカー 那須塩原駅前店
ニッポンレンタカー 那須塩原駅前店
日産レンタカー 那須塩原駅前店
ワンズレンタカー
駅レンタカー東日本 那須塩原営業所
冬のキーンとした澄んだ空気とか、じわーと沁みる温泉。冬は温泉のシーズンです。
ぜひ、冬ならではの那須の美しさと楽しみを存分に味わってほしいと思います。
ちなみに5年ほど間に降った大雪は、一晩で約60cmほど積もりました。
この時はさすがに、除雪も諦め気味になり、人も車も動くことに苦労し、
全部のお客様がお帰りになったのは午後になっていたと記憶しています。