那須湯本から那須街道を北上し、大丸・八幡間の途中から
北温泉方面に向かった場所にある「駒ヶ滝」。
別名を「駒止の滝」ともいい、中大倉山の南、 余笹川の断崖を落ちるもので、
「那須第一の滝」と言われています。
以前は、落ち葉が終わった時期にしかその全貌を見ることができませんでしたが、
那須平成の森の開園に伴い、その施設の一部として平成23年4月に観瀑台が整備され、
周囲の山々とともに、その姿を一望できるようになりました。
那須平成の森フィールドセンターから緩やかな登り坂を上がると、
駒止の滝観瀑台 に到着します。ゆっくり歩いても30分ほどの距離です。
平成の森は御用邸の敷地だったところで、一般公開されるようになるまでは、
宮内庁関係者以外立ちいることのできない場所でした。
二段からなるこの滝は、幅が約3m、落差が約20mあり、上下の滝つぼの水の色はとても美しく神秘的です。
木々に覆われた周囲の山々は、季節によりその表情を変化させ、特に、紅葉の時期には、
赤や黄色に色づいた渓谷と、青く澄んだ美しい滝のコントラストを楽しむことができます。
例年の紅葉の時期 9月下旬から10月下旬
※山水閣のスタッフは紅葉の時期に滝の写真を撮れていないようです。
新緑の写真ばかりでした(反省)。今年こそは綺麗な滝と紅葉を撮影します。