山水閣のお隣、那須別邸 回で始まった個展のお知らせです。
<スピンオフ“Touch” 001>
今回より、通常展と合わせて、地を超えて宿の琴線に触れる注目の作家をスピンオフとして紹介する展示『Touch』をスタートします。
記念すべき第一回目となる展示は、江戸末期より続く熊本・天草の老舗窯元「丸尾焼」に生まれた陶芸家・金澤宏紀さんの作品と、金澤さんが形を作り、パートナーの木ユウコさんが色彩豊かな絵付けを施す陶芸ユニット『Scarlet Pottery(スカーレットポタリー)』をご紹介。
益子とも縁深い「丸尾焼」にも注目です。
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exhibition Touch #001
2025.8.22 – 8.31
金澤宏紀+スカーレットポタリー(熊本・天草)
江戸末期より続く熊本・天草の老舗窯元「丸尾焼」に生まれた陶芸家・金澤宏紀さん。日本一とも称される天草陶石を用い、力強さと上品さをあわせ持つ器を作り続けています。丸尾焼は栃木・益子とも深い縁があり、三代目は県立窯業指導所初代所長として浜田庄司を育て、益子に迎えるきっかけを作ったことでも知られています。今回は、そんな繋がりのある地で、金澤さんの作品と、金澤さんが形を作り、パートナーの木ユウコさんが色彩豊かな絵付けを施す陶芸ユニット『Scarlet Pottery(スカーレットポタリー)』をご紹介。確かな技と自由な発想が溶け合い、暮らしに彩りと温もりを添えます。
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Hiroki Kanazawa/ 陶芸家
1987年熊本県天草市出身。1845年より続く天草の老舗窯元のひとつ「丸尾焼」の次男として生まれ、18歳より陶芸の道へ。以後、伝統的な丸尾焼、そして自身を表現するための作陶を続ける。巧みな技術で作り出されたエッジの効いた形と、個性豊かな釉薬・上絵の表現が生きた作品を制作。
Scarlet Pottery/陶芸ユニット
金澤宏紀と木ユウコによる共作品。地元、天草で採取される「天草陶石」を使い、金澤さんがろくろで成形した器に、木(しげ)さんが絵付けや掻き落としの技法を使って、のびのびとあたたかな心の中の風景を描き出す。
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<一般公開日> 8/24(日) 、8/30(土)、8/31 (日)
< 観覧時間 > 12:00 〜 15:00
※通常は、宿泊者限定のギャラリーとなりますが、上記⽇程・時間内であれば、⾃由にご観覧いただけます。
※作品はご購入可能、お持ち帰りいただけます。
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『Touch』
地を超えて、宿の琴線に触れる注目の作品をスピンオフとして紹介する展示シリーズ。