宿屋として、提案してきたことは
「宿では快適に、心地よく、日常を離れて過ごしていただく」。
2011年の東日本大震災後の計画停電で多くのお客様に
ご迷惑をかけながらも営業を続けることができました。
しかし、エネルギーに限りがあることを忘れてはならないのです。
旅館は毎日、毎日多くのエネルギーを使っています。
日々節電を心掛けていますが、簡単に使えることに慣れています。
だからこそ、一年にたった一日だけでも、
極力使わない日を作ってもいいのではないかと考えました。
宿の在り方からすれば、矛盾しているかもしれません。
エネルギーを使わない=不便、ではなく、必要最低限で心地よく、楽しく過ごす。
そのような提案ができ、エネルギーの未来を楽しみながら考えることができればと願います。
≪旅館 山水閣≫が≪山小屋 山水閣≫になっても、おもてなしは変わりません。
今年で7回目となる≪山小屋山水閣≫は、お客様の理解があって出来ることです。
毎年、山小屋の日にお越しくださるお客様もいらっしゃいます。
夕食も普段の懐石料理とは内容が異なります。
調理機器の進化した昨今、多くのエネルギーを調理場でも使用します。
なるべく使用しない調理方法は、昔ながらの基本的な調理方法ですが、
温かく、美味しい、優しいお料理をご用意いたします。
山小屋の一番の楽しみは≪Fire bar 206≫です。
窓一枚隣には、室内のバーがあるのですが、
テラスで焚き火を囲んで≪Fire bar 206≫がオープンします。
このバーの為に那須高原自然学校のアウトドアのプロたちが
しっかり火の管理をしてくれ、ちゃんと暖が取れるように火を熾してます。
火を囲みながら、お客様とスタッフが一緒に楽しんでいます。
昨年は三味線を披露してくださったお客様もいらっしゃいました。
2019年3月8日<山小屋 山水閣>オープンします。
ご予約はこちらから。
電話でご予約の際は「山小屋山水閣」とお伝えください。
0287-76-3180(9:00~21:00)