東北自動車道那須ICから那須岳に向かって走る道路は県道17号、その名も≪那須街道≫。
那須にお越しのお客様の多くは、那須ICで下りて、すぐのT字路を右折し、山方面に向かうと思います。
が、那須街道は山とは反対方向から始まっていて地元民以外、なかなか通らない道になっています。
しかし、この那須ICから黒磯方面に向かう県道17号≪那須街道≫をこの季節に通ってもらいたいのです。
那須には「那須御用邸」があります。今では天皇陛下が那須でご静養されるときは
那須塩原駅で新幹線を降り、車で御用邸へ向かうようになっておりますが、
那須御用邸は昭和天皇の時代から、皇室の皆さまが毎年ご静養に訪れている場所で
那須塩原駅に新幹線が開通するまでは皇室の皆さまはお召し列車にのって黒磯駅で下りていました。
黒磯駅には皇族専用の待合室や出入り口が今でも残っています。
那須街道の入口には3kmにおよぶ、赤松林が広がっています。
さて、どんな赤松林かといいますと・・・こんな立派な赤松林でございます ↓ ↓ ↓
この赤松林に添って、道路沿いには多くの紫陽花が見られます。
これから、紫陽花の季節には、両側がずーっと紫陽花で埋め尽くされます。
是非、その景色を山に向かう前に、ちょっとだけ寄り道をして見てみてはいかがでしょうか。
満開までは、まだ早いですが、例年だと6月下旬から7月下旬まで楽しめます。
赤松林の中には遊歩道も完備され、マイナスイオンの中ゆったり散歩も楽しめます。