<Special Exhibition> Lee Izumida ×烏山和紙

那須塩原市のアートプロジェクト「ART369project」を通じて那須での出会いから生まれたスペシャルエキシビション。

ファッションやアートの分野で注目を集める、国内外で活躍中の絵描き作家、Lee Izumida(リー イズミダ)さんによる、栃木の伝統工芸「烏山和紙」を用いた初の屏風作品を展示いたします。
二枚で一組になった約7メートルにも及ぶ、六曲ー双の屏風に、新たな烏山和紙のキャンバスを施し、Lee さんの壮大なアートワークで蘇らせた、世界に一つだけの壮大な屏風です。
旅館の内装にも使用している烏山和紙は、強さと優雅さを兼ね備えた国の無形文化財でもある唯一無二の和紙でありながら、今でも作り続けている工房は、全国で一つしかないという貴重な伝統工芸品でもあります。今回の展示を通して、1,200年の歴史の中で脈々と受け継がれてきた、その尊くも美しい技術と伝統が、未来まで続いていくようにと願いを込めて。
今回限りのスペシャルなコラボレーションを、ぜひご覧ください。



Special Exhibition 01
Lee Izumida×烏山和紙

「鶏」

今回、初めて一発で描く大きな作品に“和紙“を使用するにあたって、昔から馴染みのある「鶏」を大胆に描きました。
幼い頃、飼っていた鶏との思い出。毎朝のようにお世話をしていたこともあり、その頃から今も描く事の多い、思い入れの深いモチーフでもあります。
2つの屏風が対になる事を意識して、左右のバランスや動きが出る様に鶏の書き方に強弱をつけました。- Lee Izumida

<会期> 2024.11.17(sun) – 12.1(sun)

<開催場所> 那須高原の宿 山水閣
※本展示の会場は、那須別邸 回ではなく、「那須高原の宿 山水閣」です。

<一般公開日> 11/17 (日) 、11/24 (日) 、12/1 (日)
<観覧時間> 12:00 〜 15:00
※通常は、宿泊者限定のギャラリーとなりますが、
上記⽇程・時間内であれば、⾃由にご観覧いただけます。

Lee Izumida/絵描き
1986年、北海道生まれ。幼少期から絵を描き始める。アメリカ留学時に絵を学ぶ。2015年より東京に拠点を移し、2019年より本格的に絵描きとしての活動をスタート。アクリル画の作品を中心に、看板や宣伝美術、ウィンドウに用いられる絵や文字を描いている。

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◼️烏山和紙について
栃木県で生まれた楮(こうぞ)を原料に、厚手で緻密な紙質が特徴の手漉き和紙。和紙の中でも「厚紙の至宝」と称されるほど、強さと優雅さを兼ね備え、今でも栃木県内の多くの小中学校の卒業証書に使用される、国の選択無形文化財にも指定された貴重な和紙でもあります。

◼️福田製紙所(那須烏山)
1,200年以上もの歴史を誇る、栃木県で唯一の伝統的な手漉きの烏山和紙を生産する貴重な製紙所。那須烏山の山里にある工房で、伝統工芸士により、1点1点制作されています。今回の作品には、那須楮を使用した賞状用の和紙を使用。

◼️あけぼの表具店(宇都宮)
手仕事が光る、美術品専門の表具店。表具師として古い掛軸・額・屏風など、何千年、何百年もの間、脈々と先達の手で継承されてきた貴重な美の数々を、今匠の技で未来へと紡ぎ、元の美しさを蘇らせています。

◼️那須別邸 回 美術商会
旅先の偶然の出会いを紡ぐ場所
那須別邸 回のしつらえに潜む
旅館の審美眼を投影させたアートギャラリー



今年の玄関前の紅葉は11月13日がピークでした。

  • 2024.11.16(土)
  • お 知 ら せ

山水閣通

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