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「今年も稲刈りの季節がやって参りました。夏の日照時間が短く、豊作にはなりませんでしたが、その分少ない実のひとつひとつが、育たなかった分の栄養もしっかりと身につけ、ぎゅっと詰まった実になりました。秋のお天気の良い日差しの中で、作業をすると、なんだか農耕民族日本人の基本に戻ったような気がします。」

「刈る」
「一束一束丁寧に鎌で刈っていきます。脚と脚の間に稲の穂をはさみ、腰をかがめ、リズム良く、脚を切らないように刈っていきます。最初のうちは、切れすぎる鎌におののきながら、おっかなびっくりでしたが、徐々に慣れ、作業もスムーズに進みました。」

「束ねる」
「刈った稲を束ねます。束ねる紐は藁です。ぎゅっと一度締めたら、後は藁をよって、中に押し込みます。ビニールテープの様に、きっちり結ばなくてもしっかりと束ねられます。多くの数をこなしていく、昔の人の知恵ですね。きっと本職の方から見たら、遊んでいるようにしか見えないかも・・・。それでも私たちは真剣です。」

「干す」
「束ねた稲は、天日に干します。今は機械で一気に脱穀・乾燥にかけることが出来ますが、やはりお日様の日差しを浴び、天然干しされたお米は甘味が違います。干す期間は、天候にもよりますが、霜の降りる12月頃、北風でしっかり乾燥がかかるまで干されます。」
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